10月2日(2)

書くことがないというネタを書けるという非存在の存在というような詭弁まがいのことは言いません。これと言って書こうということは無いけれど執筆しているとそれとなく話題が浮かび上がってくるので取り敢えず文字を打ち込んでいる。最近はアニメや音楽に終始する日々が多い。どうにもコンテンツを受け取ってばかりというか受動的な姿勢でいることが多いため、自分もコンテンツを生み出す側の人間に変身してみたいと思い始めた。アニメや音楽を創作するとなると敷居が高いと思い、文章活動、ブログや執筆の類を始めてみた。執筆活動はアニメや音楽と異なりペン一本で太刀打ちできる点が創作の端緒として適している。始めやすさの観点では飛び込みやすいが世に出版されているような書籍のレベルに到達するのはそれなりの時間を要すると推測する。そもそも、執筆活動を始めたばかりの私のようなアマチュアは一般的な書籍のようにページ数に到達すること自体困難であろう。それでいて中身の籠った文章を書くとなるとやはり一筋縄ではないのだろう。文章を書く行為は伝えたい内容と伝えたい相手が想定されてるケースがほとんどで私のブログのような両者を備えていない事例はまれであると自負している。それでもこのように文章を書き連ねていくことで文章力の向上にはつながるので良いのではないかと思う。執筆は量ではないというけれど世の中には1時間の間に数千文字を書き起こす人間が存在するようだがにわかには信じがたい。同じ人間なのか疑ってしまわざるを得ない。神業というようにもしかすると裏で糸を引いている存在がいるのだろうか邪推するのもやむかたないか。人間は因果関係を説明できないときよく空想の存在を脚色して都合のように振舞わせるのが得意だなとつくづく思う。単位を落とした時に妖怪のせいにしてしまう私が本当の妖怪なのかもしれない。